被災された皆様に心より、お悔やみとお見舞いを申しあげます。
自然界の計り知れないエネルギーに言葉を失う、日々が続いた。
仕事なんだけれど、スポーツイベントは、のきなみ「中止」。風景写真のメインフィールドは、全域「大津波警報」が、発令され、わが町も防災無線が、ひっきりなしに「避難勧告」と「余震情報」などを流し続けた。
鳥羽では1m80cmの津波を計測!
昨日は、すべてが、解除されたので、「海抜」0メートル地帯へ。先ずは、夜明け前の「星空」を撮って、夜明けを待った。と言うよりも、露光を変えて、アングルを変えていたら、見る見る「夜明け」になったと言うのが、正しい。足元の見えない漆黒の闇から、夜が明けて、風景が色彩を取り戻す、当たり前のコトにも感謝する「自分」が、いた。
日の出にも「合掌」であった。生きてるだけで、ありがたい。そう、心より思った。
やがて、逆光に輝く、大海原に漁船が浮び、遙か、太平洋上には幾つかのタンカーが、航行してゆくのが、見えた。生きてゆくために「海」に出ている「人間」の宿命を見る。
太陽が、まぶしさを増した頃、太陽柱が、出現した。夢中でシャッターを切った。
朝飯は持参。野沢菜をまぶした「おにぎり」を3個。おかずは、梅干、キムチ、おでん。ポットの甘い目のコーヒーにスポーツドリンクと水。味噌汁を忘れたのが、心残り?ゆっくりと朝食を済ませ、つぎもまた。0メートル地帯へ向かう。
早咲きの桜を撮った。本当は2~3日前がベストだったが?致し方ない、、、。
近頃、地元の方と会話が弾む。本当はこうゆうのが、嫌いだったのだが、このごろは、まったく違う意識が芽生えている。
昨日の海辺は、春の心地よい、日差し。ベタ凪の潮騒。甘い潮の香。
ただし、その「熊野灘」。大地震発生の周期に入っているという、、、。