(続)志摩半島通勤は、さすがに土曜日は、車で走った(笑)
車なら御座まで走っても45km。ガソリン代もしれている。自転車は飲み物や補給食で、散財する。小生とにかく「燃費」が、悪すぎるのだ(泣)ただし、自転車通勤のメリットは真夏の猛暑のさなかの格闘で、極限の限界を体感するんで、神経が研ぎ澄まされるのだ。心のさらなる奥深くから「沸き起こる」写真への思いは、ゆるぎない自信にかわる。シャッターボタンに絶対的パワーが、躊躇無く伝わってゆく「感触」が、最高だ!
陽のあるうちは大王のギャラリーで、絵画と格闘!?英虞湾の夕映えがこのところ「凄い」との情報を頂いたが、人がいっぱいだろうと止めた。
時間に余裕が無いが、近くの岬へと向かう。背中では夕映えが、色彩を放つ。真夏の太陽で、攪拌された大気に台風の影響もあって、でっかい波が寄せては砕け、潮風が煙幕となって、伊勢志摩の空に舞い、夕映えの色彩が際立ち、燃える。
月齢15に限りなくちかい「月」が水平線から、昇ってきた。大気に屈折してゆがみ、血の色と化した「楕円」の月があって、漁火を纏った漁船が、月光下の風景を走りぬけと行く!その見たことも無い「光景」は心をゆさぶり、水平線上の満月にシャッターチャンスはおよそ2分!そのチャレンジは昨年の秋から数えて、もう直ぐ、一年?
パーフェクトは次回に持ち越し?
日曜日はさらなる台風の影響で、神宮の森は湿気立っていて、雨模様で雲も湧く。この風景も普通の雨の風景ではなく。遙か南の海洋にある台風との微妙な「関係」で、生まれる。
本日も当然、峠を越えた(笑)英虞湾でカニ漁を取材。これも初体験で、感動!こいつはじっくり、取り組みたいと思った。外洋と内海の生物多様性は「被写体」として最高に面白いし、地上や空に無い「色彩」に無限の魅力を覚えた。
先志摩へ抜けると、ドラマチックな空模様で、太陽と白い雲のコントラストが、ビーチを別世界に変えた。夏休み前なのに海水浴客が押し寄せていた。車も渋滞で、やっぱ「自転車」だぜって「こころ」が勝ち誇る!意味がわかんねえだろ(笑)
とりあえず?今回の志摩紀行はこれで(完)