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四季彩 原風景への旅  日本には二十四の季節がある!
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たかだけんじ(写真と文)の 旅から旅へ

by けんたん
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タカダフォトグラフィー 写真工房旅
(自称)晴れ男が、雨を待って昨夜から機材をスタンバイ!
色温度のコントロールは今やデジカメの時代なんで、カメラにまかしゃあ言い。そう思ってたんだけれど。本気で考えて撮影にのめりこんだら、そうじゃないという結論に達した。高性能なデジカメのポテンシャルはおおいに発揮させて、アナログなセクションも最大限人間が関与し融合させる。一見無駄なような(ささい)なコトでこだわりの時間がもったいないようにも思えるが、じつは。どれだけ気持ちが入っているか。努力したかの入魂、気合、集中力が(こころ)打つ写真を世の中に送り出せる源になるかの境目になる。ただし、最初のテーマが間違ってるとそれはそれで、違う問題。で、どっか途中で作品のタイトルも浮んでくる。これも重要なファクターである。写真ソノモノに創造が浮び、哲学的になる。人間の内面さえも描き出す。人それぞれの(心象風景)がそこにある。とってつけたような解説はいらなくなる。

雨が上がって、再び降りだす。3連休はコマーシャルフォト系のオファーだったが、予算があわず消えた。そのおかげで風景写真と対峙できている。

デジカメ最前線なんだけれど。機材の色彩、深み、描写、再現力は限りなく(フィルム)で培ってきた(記憶色)をターゲットにして撮影に望んでいる。実はデジカメのピントと露出はポジよりもシビアでピンポイントなんである。ただし、どんぴしゃで決まったときは無限のレタッチを可能にする。これを見極める能力は人間力に依存し人間にしか判断できないいちばん面白くて楽しくて苦しいセクションである。

完璧を求めて設定して、全ての条件を揃え、揃ったと思った時、いずれかのバランスが崩れてシャッターを切る時がある。言葉ではこうなってかなり矛盾したような表現になるが、実はこれを待っている。で、それが普通で当たり前の世界を相手にもがいている。自然界の風景は人間の物差しなどまったく通用しないから本当は不要なんだけれど。考えられる事は全て準備した方が良い。これも矛盾した話で自然界には無意味だ。話がいつもくどくて長くなる。ただし、それが本気で対峙する写真の世界。

待って待って、さらに待ってもシャッターを切れなかった先人の思いは。今の自分と条件があまりにも違いすぎる。で、デジタルカメラニューアングルの扉は開いたばかりである。機械がオートで創造するのではない、人間が一喜一憂して創造するものなのだ。
by syashinkouboutabi | 2012-12-22 09:59