9月上旬の伊勢は、秋たけなわ。すっかりと田んぼの稲が、
刈り取られて、風景にわらの匂いだけが残った。あまりの蒸し暑さに「残暑お見舞い、、、」の文字を何日間か、書き入れていたがそれもすっかり必要がなくなり、ツクツクボウシの鳴き声とともに過ぎ去っていった。自称風景写真家の旬を捕らえる感覚もいまひとつ、怪しくて。旬を逃している、、、。
で9月上旬も時間だけが過ぎて行く。
ワークフローが激変する。ハードソフトがエポックメイキングを繰り返す。パソコンを使いこなせないと今の時代のフォトグラファーは飯を食ってゆけない?気がつけば、両手で文字を打っている自分があって、慣れってすごいなって思う。仕事には流れがあって、本流に乗れないと成功は無い。釣りに似ている。
夕べの寄り合いで寿司を食いすぎて、体が水分を欲している。で、今頃目覚めた?人間の体はよく出来ている?体調は必ずなんらかのシグナルを発して教えてくれる。それを感知する能力で、あとの人生さえ左右することも多々、ある。梨が一個冷蔵庫にあるのを思い出した。皮をむくのが面倒で、今。喰うか喰わないか?葛藤中、、、。一気に必要な水分と養分も摂取できるんだけど、変な時間に番犬を起すことにもなるんで気をつかう。
一念発起して、冷蔵庫にむかう「夜明け前」、、、。
別のパソコンでは、作品群の完成間じかの画像が並ぶ。なんとなく先が見えてきて、ブレイクの予感。これも時代の流れの中での旬がある。どのプロセスを進むかで成功か挫折かのふたつにひとつ。
今が耐え、忍ぶ日々。時間が解決してくれるコトが見えている。いまこそ、目の前にある自己の限界より、さらに根性を搾り出し、さらなる一歩を踏み出せた時、見えてくるモノがある。努力は人を裏切らない!
さあ、梨の皮をむくかな、、、、。