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伊勢志摩の太陽は豊穣の海から昇る。その彼方、遥かに
2014年 01月 17日
常世の国がある。それはさておき、厳冬から早春の海の水平線はじつにドラマチックである。さらに一年365通りの朝陽もある。さらに月も同じ。伊勢志摩の風景には音色がある。潮騒である。ときに心地好く、ときに激しく、ときに厳しい。今の季節。同じ視界に富士山も良く見える。こころは当然、八方美人になってしまう。ご来光のまさにクライマックのひとときに富士山の姿も神々しくクライマックスを迎える。これが、永遠のテーマでもある。水平線は寄せる波に風を受け、海流もまた風景をまっ平らにはしない。大気もまた同じ。ゆらゆらと燃えて、陽炎が揺らめく。太陽がまん丸ではなくて、ひしゃげたり、分裂したり、時にだるまに化身する。
朝、7時から朝食が食べられる食堂があって、安価で美味しい!もう少し、海辺に近いともっと嬉しいが、いたしかたなく。わがままは言ってはいけない(笑)。 日の出が終わっても海の風景は被写体に事欠かない。時間がいくらあっても足りない。それを延々、続けてるんで、作品の宝の山ばかりがいくつも出来て、世に出るのを待っている(笑)。この間。海辺で堤防に腰掛けて、日向ぼっこしながらのんびりしてたら「ここからは富士山は見えんよ」って声をかけられた。そう、今。伊勢志摩から見える富士山が密かな?ブームを起しており、物凄い人出になるエリアもあると聞く。好ポジションも多数存在するのが伊勢志摩の良いところでもある。 夜は夜で、星をからめた風景がこれがまた、すばらしい!東西南北どの方向にもそれぞれに神話の世界が連綿と続き、想像力をかきたてる!北の星は北極を中心に円をかき、東の星は右上がりに昇り、南の星は円弧を描き、西の星は右下がりに沈む。天頂の星は東西南北を結び、流れる。そこへ宇宙の神秘がくわわり、メルヘンの世界へといざなう。 で、明るいうちに撮影ポジションを決めて待つ。いつ眠るんだって話になるんだけれど。夕飯喰って、胃がこなれて、一風呂後ってとこになる。世間一般とはかけはなれて、付き合いが悪いと言われる所以がそこにある。 で、ニホンアナグマとも至近距離で接近遭遇したんで、残るはツキノワグマでけなんだけれど。この辺のニホンアナグマは冬眠してないんで、きっとツキノワグマも夜な夜な歩き回っているに違いない。唸り声すれど「姿」無しを体験してるんで、出くわしたら「先ず」激写して、それから「運」を天に任せると決めている。 ただし。我がチーム「本当に」やばい!?なんでも有りになってきた!? で、今。論議が白熱してるのが、地層の綿密な地図をパソコンから引っ張り出して、動植物の分布を重ねている。それも自分達が目にして、写真を撮っての話。定説がくつがえる話ばっかりで、えらいなコトに足を突っ込んでしまって、抜けれなくなっている。ここまで来ると「天命」とあきらめて、なんぞ「世間」の役に立つのならと二度目の人生を賭けてみるか? 今週末。 鈴鹿サーキット「新春」レース開幕!
by syashinkouboutabi
| 2014-01-17 21:49
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