ひととき「冬」が帰ってきて、標高500あたりまで「雪化粧」。残雪が今日も残るが、気候はぽかぽか。桜吹雪が始まって来ている。エリアは伊勢から紀伊山系まで。ただし、吉野中千本はすでに旬を過ぎ、例年より山のほうが咲きに散った。で、予定通りの後日筋肉痛を感じつつ、薬のけだるさも手伝って、朦朧とする思考回路で、本日のスケジュールを組み立てる。ネットの繋がってないPCではソフトの認証が出来ないモノもあって、正規版購入なのに「時代」がセキュリティー重視。唯一旧タイプでオールマイティーのPCが一台あるんだけれど。ミステイク続きで「東京」某所へ「明日まで没収の予定?
昼前からのそのそと「伊勢の春」をスケッチに出た。五十鈴川ではカワセミが巣立った「雛」に餌を与えているエリアを発見したが、人が多くて「長玉」待機は断念。70-200で茶を濁す。後日と思ったが、あまりにも目立つ場所で、ひとだかりになりそうで。ただいま、葛藤中。野鳥撮影の人的環境はあまりよろしくない。
観光写真が手薄なので、とにかく「伊勢」を表現できるだけ残そうと歩く。自然と伊勢神宮に脚は向く。戻り寒波が去った大気は本来の春ですべてがまどろみの中。とにかく外に出て足で稼ぐしか術がなく。ともすれば、出不精おっくう病にひきこもりとなって、健康にもよろしくなくて。意を決して出かけようとすると「用事」にかき消されぶっとぶ。その繰り返しの人生。もう、世間との付き合いのたまにはも止めて、わが道を残された人生に。
伊勢神宮。春日の中で、宇治橋を渡ったひとびとはすべての「顔」が善男善女になって、玉砂利を踏み清められ、二礼二拍手一拝ののち、すがすがしく帰ってゆく。日本の春はまことにすばらしい!