すでに時計は5月1日に限りなく近づいて。日付を越えて、、、。撮影テーマが「広がり」過ぎて「収集」がつかない。三重県がここまで「自然」豊かだとは認識不足でここへ来て分かっただけでもしあわせを感じている。なんども書いたがデジタルであるがゆえに「表現」が可能に違いなく。秒間10コマ連写を越えるプロ機のポテンシャルに依存する。
目に見えない「瞬間」を「予測」してシャッターを切る。大気を切り裂くシャッター音が一刀両断する「ひととき」は生きてる悦び!それにしても「凄まじい」雨量だったんだと昨晩からの降雨である。いまだ、道路を川にしている幹線道路があり、撮影に没頭しすぎて、危険が読めなくなる。
夜行動植物用にLEDスポットライトをしつらえた。色温度が限りなく「昼光色」に近くて、デジカメの数値を少しずらせると絶妙の色彩になる。そこへマニュアル設定のストロボをこれもノウハウがあって、それを同調させると「赤目」無く「自然色」を際立たせる!
いよいよ、夏鳥も混じる。百舌鳥の求愛の声がけたたましく里山にひびく。可憐な初夏の花、植物、キノコが森に生命感を溢れさせ、昆虫がうごめき、カエルが合唱し、爬虫類が音も無く忍び寄り、手のひらを大きく越えるどでかい「蜘蛛」が守景の漆黒の闇に這う。猛禽類がこれも「音」も無く風を切る。日が落ちて、森林深くに大型動物の「目」がライトに浮かび、コウモリが舞い、ムササビが飛翔する。
そして、常世の国のしきなみに「熊野灘」の「黒潮」が寄せる。
伊勢志摩、三重、紀伊半島の「旅」は終わらない、四季彩もまた巡りめくる。