(続)Nikkor 200-500 F5.6 モノ語り !
撮影環境から、もの申せば?モータースポーツの現場には「究極」のエッセンスが、凝縮されている!で、このズームレンズ。¥100万円なりの「値」がついても、納得するレベルのハイポテンシャルを無限に秘めていて。それは、正直言うと200−400f4よりも好感触を究極のシーンで、発揮したからである。で、実際の価格が、十数万円也であるから、ニコンの本気は相当な覚悟であるに違いない!
先ず、高速で走り去るマシーンを的確に追従するAFと手ブレ補正の決定力はまさに感動的な瞬間を演出した!あえて云うならば、F5.6でのフレーミング、レンズの長さ、バランス、重量を完璧に使いこなす「スキル」が、このレンズを100%使いこなす為の最低条件にはなるが。
で、肝心の描写であるが。晩秋の傾きかけた太陽の下で、マシーンの塗装のカラーリングを滑らかに艶かしく色彩を乗せたダケで無く、グラデーションを美しく魅せた!ハイライトからシャドウを「光と影」の演出をものの見事に演じきった!
官能的でさえ有ると「感動」したのが、スローシャッターでのコーナリングとストレートの流し撮りにあった。それは意図した「効果」以上の感動的な仕上がりに久々に満足した至福の「ひととき」をアート!
最も「賞賛」されるべきは、すべてが「手持ち撮影」で、なせる技であることであった。このスポーツシーンで味わった驚愕の驚きを。野生圏、いきものたちや四季自然、二十四節気の風景でもはやく「味わいたい!」・・・。そう、まったく違う、別ものの「表現力」を手にすることとなった!
Nikon に「感謝!」である・・・。