強風も吹き。一(ひと)仕事、待つ間の空模様は、予報より早く前線も過ぎた。雲海が一段と濃く太い。見たことも無い「風景」と毎回、書く。それは凄いコトです。それだけ、遭遇する回数が多いと云うコトは、毎日出かけているからに他ならない。で、「別」の光景に出逢う!これも偶然の中の必然と努力は運も付いてくる。これはトレーニング理論の証明とも似ている。まさにそれだ!
近頃では、デジタルカメラなんで。スタートラインが全くイコールではない。これが、分かってないと悩ましい。機材に依存して、仕事の経験が大きくこれも左右する。
で、春雷のごとし、エポックメイキングは、桜前線に乗っかるように「日本」発で、全世界に展開してくる。どう、使いこなせるかが、毎回のキモである。今回はどっこい、写せば写るのレベルではない。魂をも注入できるほどの「表現力」を潜在させているので、プロフェッショナルの領域となる。試される限界、極限の描写力をいかに引き出せるか?
年齢とともに心身限界も、経験体験の数も数えきれない。このバランスアンバランスの駆け引きは「決定力」が、じつは大きい。数値では表せない懐の深さを持っている。記憶を記録する「仕事」が、撮影であるならば、世に、全世界にリアルタイムで思いのままを発信出来るのが、知力体力の粋を結実させ、今に生きるプロフェッショナルのミッションであるに違いない!
と書くと、重すぎるか・・・(笑)。