台風10号が黒潮の超エネルギーをごっそりとひとまとめに引っ張って、
出戻りの直撃は無いと思わせておいて、過ぎ去りし夏の余韻の夜のスコールの来襲!悠久の森の山の峠の稜線の地表が、どれだけ耐えられるんだろうかと按じる。野生とて、けっして不死身では無い。傷つき、震え、怯え、その「ひととき」が、去るのを身じろぎもせずただひたすらに耐える。四季のシグナルは可視光線の風景の中、闇の音、風の音色、太陽、月、星の巡りが「体内時計」の24時間のタイマーで知らせる。
夏鳥たちの動向も、そろそろ「南」への旅立ち!の時。見送れるか?見送れないか?
蝉たちの動向も近頃ではヒグラシの声。
すっかりと西の空に傾いた天の川(夏の銀河)の見納めに少々、センチメンタルになったりもする。今は、波状のスコールの来襲を聞く。遠くに太平洋高気圧が顔を出し始めた。赤道を少し離れたくらいの位置関係か。これが、日本の太平洋側に張り出すと凄まじい残暑の襲来となり、やっと一息ついたばかりの老人にこれでもかと仕打ちのような攻めと成る。あ〜嫌だなあ〜。が、口癖となる(笑)。
閑話休題?
nikkor 80-400 に近頃、興味深々となる自分があって、このズームの画角に非常に効果的なスナップの傑作が、産まれそうで。それもこれもNikon D5 あっての話。それと全てのレンズに言えることなんであるが、ストロボ特性が、抜群である。素晴らしい色彩の描写に感嘆するしかない!ノンストロボの高描写との使い分けで、全く異次元の質感を使い分けられるのが最高に好い!
で、名残の夏の夜は雨の音で、日付を越えて。涼しいのが、好い!