「魂」の追憶、幸運の旅。海峡の先のシルエットは分厚い雲と濃霧に包まれた「国後」・・・
目の前の海にはカラフトマスの大群が回遊する!昆布の森には大型のタコや魚介類が生息する「楽園」!時間との闘いの筈が、余裕のポーズをとって淡々とトラブルに対処して、処理してゆくコトから「旅」は決して「楽」には進まないよと云う「無言」の緊張感を植え付けてゆく。それが、この知床の流儀?小生に充てがわれたシーカヤックなどラダーを操作するワイヤーが切れていて、それを「修理?」するところから始まった(笑)。
で、つないだが。左右のバランスは当然取れ無くてワイヤーが時折、緩むし。切断される・・・オホーツクの海で酷使された船体は何日後には浸水した!ヒグマ出没の浜で、これも修理しての時間帯はランチタイムであった。まるで、人生を凝縮したかのような「旅」をあえて、与え「対処」するかのようなプログラム?いかに日常が至れり尽くせりであり、それが当然のような生活にどっぷり浸かっているとまさに「平和ボケ」である。
国境の海に浮かぶ!「旅」が始まる!