ドッグ入りしていた機材が届いて、次の撮影の梱包に入る。
充電器やらバッテリーやらパソコンやらと「デジタル」な時代の機材は、増える一方で、ついにちょっとした「移動」でも台車導入の話は、前にも書いた。これからの季節は、衣類も膨らむ、積雪、氷雨などなど。対策品項目は増えるばかり。ただし、屋外クッキングが、もっとも楽しいのも、この季節。肉、魚介類、冬野菜などなど。食材は旬で、ある。
スナップフォトで、万能なのが、24-70。いわゆる、広角、標準、中望遠レンズであるが、ウイークポイントもある。構造上の問題?で、ショックに弱い。何処までをショックと云うかは別にして、頑強なフードにあらゆるシーンで、ストレスが、集中する。つまりは軽く当たった程度でも、ズーム鏡筒部のネジの部位に「てこ」の原理で、増幅されたモノが、衝撃となって、ヒットする。それが、つもりつもって、ガタになり、最後にはピンが、ふっとぶ。
これはメーカーを問わず、永遠の課題。ただし、70-200クラスになると問題は無く。短焦点ズームは設計上、かなり、無理しているのに違いない。ただし、ズームレンズの超高性能化はプロの現場で、この恩恵は、計り知れない。繰り返される現場での「衝撃」も、磨耗と捕らえて、早目は早めのオーバーホールで、対応したい。
マニュアル機だったら、満身創痍でも、作動し続けたから、デジタルな時代もその「感覚」が、抜けずにいた。で、本日。オーバーホール完了で、パーツが交換された「機材」のパフォーマンスに改めて、慣れの怖さを思い知った。当たり前のコトだが、不具合をかかえた機材で、最高の仕事はできない。スタートラインに立てないということだ。だましだましは「プロ」の世界では、通用しない。
で、姿勢をただして、次のミッションと相成った。支払いが、延々とつづく、きょうこのごろ、、、。