両サイドの窓を全開で、ドライブ。ただし、体調はゼッ不調で、やっとこせ立って歩ける状態?本年度最高峰のミッションの打合わせを終えて帰還。頂点を極めるこの仕事はたずさわる人間が超一流!その場にいるだけで、得るものは大きく多い。人間の放つオーラの次元が違うのだ!ここの人間の存在感を語る言葉が要らない。超一流と同じ空気の中で、出会えるのが現場である。生の音、空気感は魂を揺さぶる!
で、夕飯なんだけれど。スペシャルチキンライスに三重県地鶏の甘ガラ煮を作り始めたら、犬殿がやたら鼻を鳴らして督促してくる。人間と同じものを与えすぎると良くないと云う説もあるが、食べたいとアピールされればと、小生よりも先に食卓をととのえた。ツナ缶もトッピングして、大サービス。ご満悦である。こちらも嬉しくなってくる。小生と同じですっかり老犬の域に達してるんで、喰いたいモノをタイミングを見てと思っている。飼い主の手料理で意思の疎通も違ってくる。
人間の言葉を理解していて、犬語でちゃんと返事が来る。たまに抱きしめて、毛だらけになり、なめられて収拾がつかなくなる。
刈り取りの終わったたんぼはさぎなどの野鳥が乱舞して、彼岸花も咲き出し、絵巻物の世界になりつつある。一雨来た後の早朝や夕刻は残り柿の風景が背景になり、柿の木にはやまばとや野鳥が止まる。そうこうしているとじきに二十四節気の寒露を迎える。
秋祭りも各地で盛り上がる伊勢路である。被写体にことかかなくて、ただし。何年撮っても納得が行かなくて、Nikonの最新のテクノロジーにおんぶにだっこと決め込んだ。オート撮影が拾い出し、叩き出す画像はマニュアル露出の設定をする人間の能力を張るかに越えていると近頃ひしひしと感じている。マニュアルは3段階だがオートは無段階で被写体の色彩を演算する。
近頃、デジタルの露光に開眼した!Nikonの底力はまだまだ、眠ったままだ。引っ張り出すのもプロフェッショナルの個性に違いない。極限の限界域で、色彩が主張する瞬間があって、目の肥えた人たちが感動してくれている。間違いない、これからはこれだ!