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四季彩 原風景への旅  日本には二十四の季節がある!
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たかだけんじ(写真と文)の 旅から旅へ

by けんたん
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タカダフォトグラフィー 写真工房旅
四季彩、伊勢。 禊(みそぎ)の海、二見が浦の星夜。
夜空では現代の最新鋭の光と太古からの光が共演する。点滅する光跡は国際線の旅客機のモノ。一本の線は人工衛星。それに流れ星。点は星座である。日本のしかも禊の海で、星空を見上げ、ギリシャ神話を重ねる。心はシルクロード刺繍の道へと巡礼した。旅への衝動である。

寒いのでポケットに手を突っ込むと行きがけに買ったカップうどんにレジで次回3個で50円の値引きの紙が一枚。小さな紙だが、防寒になった(笑)。日中といい今日は紙に助けられる日だ。

四季彩、伊勢。 禊(みそぎ)の海、二見が浦の星夜。_b0169522_583951.jpg



四季彩、伊勢。神々の森、神宮林の星夜。

漆黒の闇の眠りを破り、ハイビームの白い光が道路を照らし、昼間は見ない動物と至近距離で出会う。とくに角の立派な雄鹿と遭遇してしまった。かたわらに雌の群れがいてバンビも混じる。ハーレムのど真ん中に居るワケで、超デンジャラスな峠路であった。山村もあり、人の生活がある至近距離に群れる。知床半島の番屋もそうだった。人の匂いのするエリアに必ず出没していた。

ボスであろう大鹿の角は幾つにも枝分かれして重そうで。武器を持たない人間をあざ笑うかのように近付く。一瞬恐怖が走る。本日の夜道は途中、いつもの場所で、狸とイノシシにも遭遇。それぞれの獣道で食事をとってる時間帯なのかもしれない。

人口密度よりも獣(けもの)密度の方がはるかに高い現実は本当に恐怖であり、日中の生活ではありえない世界を見せる。

で、撮影はいっさいの光をカットして、長時間露光をかける。星空のひかりだけがホットする空間で、森の木々の先は漆黒の闇また闇で、その奥から重量がありそうな蹴れ枝を踏み潰す(音)だけがゆっくりと歩を進め、近付いて来るんだ。最初の1歩が近くだと、鳥肌が立つ。

心臓をいたわらないといけない身の上なのに深夜の凍てついた峠路で一人っきりで心臓を鍛えている(笑)。

四季彩、伊勢。 禊(みそぎ)の海、二見が浦の星夜。_b0169522_530547.jpg

四季彩、伊勢。 禊(みそぎ)の海、二見が浦の星夜。_b0169522_5324017.jpg


日本の神々の森で、ギリシャ神話の神々と出会う旅でもある。ときおり、満点の星空がさらに一段と光を放つ(ひととき)がある。ふたご座流星群の流れ星だ。深夜放送の車のラジオからはリスナーとのやりとりが流れる。Xmasの夜はどーなのよって、今も昔も変わらないやり取りが流れていた。

この深夜の彷徨?学生時代からの日課である。夜明けの東天には夏の星座が昇る!摩訶不思議な時間軸を彷徨する。心だけは星夜に心を奪われた少年のままであった。この寒さ?還暦にはぜったいよくないよな~、、、。

で、大人になっても夜明けの珈琲を一人、呑む?(笑)、、、。
by syashinkouboutabi | 2012-12-13 05:51