道が通えば、文化歴史を刻む。この道は何処から来た道なのか。その先を見てみたい。分枝を辿れば、海沿いに(くまの道)。峠を越えれば、紀州、大阪、奈良、京都、滋賀、、、。そのさらに遙か旅路の先は黒潮の海、朝鮮半島へと続き、果てはシルクロード(絹の道)へとつながる。寺社仏閣に残る様々な(かたち)が創造させる。
人は石をうまく使って来た。道も人も石に守られ、見守られ。自然に最も近い(かたち)での姿を活かす(先人たち)の知恵。
伊勢志摩二十四節気。暦は小寒(しょうかん)に入ったばかり、、、。寒さはさらに厳しくなる。
真冬だからこそ見える、光と影が交錯する光景とも出会う。