(続)風景の話。
伊勢、伊勢志摩には二十四の季節がある。四季折々、いきもの達の生命の回廊は休むコトナク(生と死)の筋書きの無いドラマを展開してゆく。厳冬から初春にかけて、いきもの達は次に子孫を残す為に動き出す。人の目にはほんの少ししか垣間見えないが、少し。覗かせてもらおう、、、。
水辺。水鳥がせわしなく餌をついばみ、
天空。悠然と猛禽類が上昇気流に乗って、餌をサーチする姿も。多分、ノスリのつがいに違いない。
川のながれ。カイツブリが小魚を追って、
食物連鎖の過酷で美しくもある大自然の営みを五十鈴川(いすずがわ)に見る。喰うモノも喰われるモノにも神、仏は平等に(生と死)を与えたもうた。日々、生きるための闘いが存在する。
神、仏の回廊。五十鈴川(いすずがわ)二十四節気、暦は小寒(小寒)。(続)。
( 文と写真 たかだけんじ )