大寒(だいかん)と云うもっとも寒い季節が残っている。
ただし、風景は春が見えてきているのもこの季節。昨年、冬枯れた田畑に今年芽生えた緑が顔を出してきた。
晴れる日と冬曇の寒い日に雨や雪が混じる。その入れ替わりが激しくなる今日この頃。夜来の雨が、朝。雪景色となるのもこれからだ。
山里の廃屋で出会った渡り鳥が、田畑の枯れ草に止まっているのを見る。春が早く訪れる場所を野生は熟知しているに違いない。
今。田畑が活気ずいてきた。
雪の便りが最終になるまでにはまだまだひと月以上の時間に日々を過ごさねば春は来ない。でも、随分と日が長くなり、日の出が早く、日没が遅くなったと実感する。
太陽が南中する高度が高くなるというコトは、陽射しが強くなると云うコト。
1月下旬。沖縄の山里で、桜が咲いた!これから四季自然はゆっくりと時間をかけて、海を渡り、九州、四国、中国と春が訪れる。
近畿、紀伊半島の一番、東。伊勢二十四節気。雪の季節が去って、一月もしない内に桜が満開になる。四季とはなんと云う、すさまじいエネルギーをもっているんだろうか。
その春真っ盛りが待ち遠しい、、、。