さあ!と、意気込んだら一台のOSが対応外で、それがレタッチには一番相性が好くて、作業効率が実に好い!なのにRAWからの展開で、待ったが係った!この作業は程好く時間をかけてもまったく問題が無いので、というよりも「ながら」作業なんで、最速のポテンシャルは要らない。自動をかけて、半日で100カットも展開できれば、多すぎる。一人身のアトリエなんで、使う「人間」がひとり、自分だけ。いっとき、外注も考えて、値段まで「交渉」したが、TIFからJPEGまでの作業が当然、ひとりで、ただでさえ、山盛りなのに・・・
で、どーしたもんか?
とりあえず、バージョンアップはするが、先(むかし)のままで、こっちは作業をすることにした。ただし、RAWの取り込みとトーンカーブ、露出補正までは最新、最速で、やっつけて。TIFまでをニューアイテムで、瞬時にバックアップさせる。
今、それをやっているが、初物にめっぽう弱い、還暦の頭と神経がリズム好く、指先に伝わらず、キーボードのあっちこっちを叩くミスを繰り返し、行きつ戻りつ・・・色彩調整から8bit、JPEG最終納品画像までは「本日」旧型となってしまったマッキントッシュで、1カット、60分の作業でまるで、「絵画」のように「こころ」を注入して、画面と「対話」しながら、仕上げる!
だから、進まない。もう四苦八苦焦って「作品」に向き合うのは止めた。効率とか合理的とかの「生産性」の追求も止めた。老人には老人にあった「時」の進め方、付き合い方があると知る。老い先の「時間」は短いが、「時」はゆっくりと流したい。できることから、ひとつずつ・・・
夜は、日ごとに「寒さ」を増して、残り少ない月末も。撮影現場が、インドアで。裏切りの残暑が来ても、「へっさら」で~笑い。10月は国際レースをふたつ。重大なミッションが待ち受ける!夏ばても当然無くて、完璧な心身状態で、久々に闘える!スナップの「武器」は最新ニッコール80~400をテストする!
カメラボディーもそうなんだけれど。革命的な進化が、フォトグラファーの寿命を後押ししてくれる!有り難い!色彩の美しさとAFの凄まじい食いつきが「ひとつ」前のカメラと雲泥の「大差」があって、いま「まさに」実感している・・・