夜明け前の東天は、雲に見え隠れの月。条件は宜しくは無いが、雲が程よく焼けてきている。寝床へ「一旦」は戻るも、なにやら「エネルギー」が湧き、ステアリングを握っていた。途中で、4:00を回り、この時刻では撮影ポジションに空きは皆無と観念しつつも、朝焼けの雲が、けっこうドラマチックな展開を魅せ、気分が焦る・・・。
で、道端の風景もすっかりと明るくなり、のこのこ出かかけるのが、はばかられるが。知り合いは一人で、軽く会釈して、会話もせずアイコンタクト。場の雰囲気を読みながら、露光、アングルをあわせこむ。ファーストシャッターを切ったら、前の御仁がいきなり振り返る。ど~も。
世間とは、ど~もシャッターのリズムが違うらしくて?目立ってしまう?世間はシャッターの数よりも「口数」の方が多くて、そうゆう人が、場を仕切っている?つもり・・・。で、ある時刻が過ぎると、全員居なくなり、知り合いと「二人っきり」で、そこから、一時間ほど。くどくくどく、被写体に向き合った。
やばすぎるほどの「朝焼け」の色彩の天地創造!その見たことも無い「光景」は。富士山に上がる、朝陽であった。
二時間ほど、床に潜り。目覚ましで、起床。90分かけて、食事、薬の服用。さらにウォーターローディングで、体調はしっかりとコントロールして。病院に向かう。まずは「鬼門」の「採血・・・」。これも長年付き合ってくると、極意を掴み、本日は「開眼」。針を刺す痛みも無く、スムーズに終了!これははじめてのコトである。
後は、問診まで2時間を待合室の長いすで、眠って待つ。と、云う「算段」だったが。朝の光景がすさまじく。帰ったら、画像を作品に仕上げたいという「気分」の「高揚」で、眠れず(笑)。まだまだ、修行が足りないようで・・・。
湧き上がるアドレナリンに「何度も」「こぶし」を「握り締め」、世間の目も気にせず?ガッツポーズを繰り返した!そのたびに「Yes!」を連発(笑)。
この作品なんだけれど。できるだけ早く、世に送り出したいと心から思う、久々の「一枚」になった。夢は見続けるコト。努力はこつこつと。すこしの「運」が、味方すれば?最高の「ひととき」と巡り合えるんだ!