夏至過ぎまでは。夜明け前から、東の空の天気が気にかかる。
トワイライト以降の時間帯は「蛍」の動向となり、明け方までは「夜行性動物」の邪魔を企てる・・・。で、世間体よろしくない「刻限」に雨戸を閉め、音信普通になる。もっとも、超快晴を望んでいない。四季折々の季節感溢れる「雲」に「月明かり」、「満点の星」の演出と「欲望」が、交差する。
近年、特に。伊勢、伊勢志摩、東紀州に撮影ポイントを定めている。一時、仕事で、日本国内の世界遺産を二年間契約で、追っかけたコトがきっかけで。さらに伊勢某所の仕事で。四季自然、二十四節気の風景に目覚めて、日本の四季の「その」、「二十四」の季節を追い続けてきた。
現在進行形である。伊勢の山、伊勢の海が「魅せて」「教えて」くれる「四季彩」は「生命」に満ちあふれている。その食物連鎖の四季自然の巡り、移ろいが、二十四節気とするならば。生まれて、生きて、育ち、死ぬ・・・。その回廊にフィルムでは、写し出せなかった「ひととき」があって、今。デジタルな時代が、見えなかった「モノ」を見たこともない「こころ」の奥までも写し出す!
良いか。悪いかは「別」にして、などと「葛藤」の真っ只中で。レンズを向けている、「きょうこのごろ」・・・で。いわゆる、Xデーは、好むと好まざるを問わずにやってくる。週明け、「夏至」の日が、それである。
で、本日も。東の空の按配をこんな、時間から。睨んでいる・・・(笑)。