ちかごろ、風の吹き方が沖縄っぽい。気温は別として・・・還暦を超えた老人が日々取り組むテーマではないが。ついに撮影時間帯が、朝、昼、夕、晩、深夜、夜明け、日の出とあいなって。草木も眠る「うしみつどき」に獅子神さまの森に通っている。猪の一家も、子供がそこそこ大きくなるとこちらの存在にも寛容になって来て。ここにきて、警戒心は無く、逆に興味津々の好奇心が出てきたみたいで。
どっちが、見られてるんだい?って、距離感空気感になった。

親にくっついて、闇の山道を横断中の猪大家族のシンガリ。止まって興味津々で、こっちを見る目がかわいい。ただし、本当の「シンガリ」はすこし、離れて。こっちを伺っていた・・・落ち葉のじゅうたんを進む「瓜棒」の後姿が、落ち葉の道に同化する。長い時間を経て、進化する「いきものたち」の摩訶不思議を垣間見た!


運良く、食事タイム?餌場を移動しながら、落ち葉を掻き分け、少しずつの移動が始まり。レンズも70-200に持ち替え、至近距離での「撮影会」になって。最後はさわれる距離まで来たが!ダニやら得たいの知れないモノもくっつぃていて・・・。しゃべりかけると耳が反応して動き、こっちに害が無いと知ると。距離感が無くなり、自由に撮影をさせてくれた。
帰路。見上げた空は、天の川が、天空に横たわり。伊勢悠久の森が、シルエットになって浮かぶ。そのまま、朝陽・・・とは。さすがに気力体力は無く。落ちるように床に横たわり・・・。またしても?世間と「音信不通?」とあいなって・・・。それでも?この生活?最高に気に入っている(笑)。
写真が沢山、売れますように・・・。