百戦錬磨を自負出来るのも、還暦までで。心身あっちも
こっちもガタガタである。無理をすれば「目」にもきつい。足腰不自由は、すでに計測済み。体力の源の心臓は三年前にレブリミットの無理は御法度の烙印を押され、徹夜などとは言語道断。それでも得意の騙し騙しのつもりが、騙せなくて。アオイロトイキの途切れ途切れとすべてにいかがなモノか?それでもアクセルを踏めば、すっとんでくれる4WD TUBOのせいで、勘違いして仕事の最前線へ「首」を突っ込んでいる。そろそろ自覚させて、もうすこし。はスローで、一列目二列目三列目などと我を張らずに心底「末席」からゆるりとこうむりたいものだ。
でかければ新たなる発見の連続で、いや。忘却の彼方に置いてあるだけで思い出せない「現場」で、初めて見る風でもあるおぼろげな記憶力。まあ、それでもいいや(笑)。新鮮な感動、おどろき、歓喜と云うか、喜怒哀楽が楽しい。言葉で挨拶をして、顔を覗き込み具合よろしければ?カメラで挨拶をしてほんの数枚でも写せていれば?多分鏡を見れば気持ち同様、満面の笑みに違いない!
気合いをくれて、作品作りだなどとしかめっ面は小生には、似合わない。のんびりと軽くスナップの方が好い。同じものが撮れなくても次がある。くらいの方が身の丈にあっている。で、もう一日もう一日と人気(同類諸兄が皆無)の引いた英虞湾に通勤している。本当、誰も居ないのである。独り占めで、得した気分である(笑)。
携帯電話からのお誘いの撮影は、伊勢市外より東紀州よりの某所の「桜」。小生、伊勢志摩から出る気は毛頭なくて。ピックアップされて来たテーマの多さに今、手一杯、目一杯の態である。で、とりあえずせっかくのお声掛けに欠席と詫びを入れ。ひとり、しめしめと伊勢志摩通いを楽しんでいる。
昼まで曇天・・・。午後から薄日で、太陽がくっきりと雲を抜けた。4時頃、葛藤の末、英虞湾に向かう。伊勢、鳥羽、磯部、鵜方は連日連夜の舗装工事で風景、道路もおニューになるコト現在進行形も。大王、志摩は「がたんごとん」と道路条件路面のガタガタの大差に。伊勢志摩の冠が泣くに違いない!風景は人の愚かさを知ってか知らずか。空にひとつ、入り江にひとつ太陽が見えた!?珍しい光景に出逢えてもなんとも寂しい夕暮れ時であった・・・。