Nikon D5 の真の実力を試す日が来た!雨中の
陸上競技である。激しい雨と全天候トラックに浮く雨水をスパイクが跳ね上げる飛沫がファインダーの中で乱舞する。さらに鍛えられた肉体がエキセントリックに躍動し大気を切り裂く。カラフルなユニフォームもときとして、AF を惑わす筈だ。
驚きはシャッターチャンスを100%逃さない決定力に驚愕した!タイムラグを全く感じさせない決定力と言い換えればその実力がはっきりと伝わるだろう。ちょっと遅れたかな?だめだろうなあ?と感じたシャッターを切った指先の感覚と過去の記憶、経験から感じたコトが一瞬で、覆されて。D5 を使えば時間を巻き戻したかのように視覚に感じて、シャッターを切ったそのアングルに見えたままが、モニタに映し出され、残っていた!
さらにシャッターのレスポンスである。瞬時の連写、高速連写が「全ての」イメージにシンクロされて、AF が完璧に対応して、ピントを深く突き刺したかのように被写体に食い込んで、色相い、コントラスト、際立ってシャープな解像度を魅せた!それは解放F値を駆使して、まるで絞り込んだようなピントのグラデーションさえ具現化させて、独特の濃い深みな色で、網膜を刺激した。
秒感の狙撃手、超高速シャッターは軽く触れるだけで、3コマを切る!軽やかであるが、革命の土音は凄まじいパワーで、秒間の見えなかった見たことも無い「瞬間」を描写して、写し出した!シャッターを切ってもAFが追従しないとシャッターが重く降りないストレスが、時折あったのは遠い昔の過去のコト。D5 を手にした今、もうこれ以上パワーは要らん!心からそう感じて、思った。
指先を優しくシャッターボタンに添えるように乗せるだけで、瞬間のドラマが完結するんである。まさに羊の顔をしたモンスターに違いない。思った瞬間にすべてを手に入れられると表現すれば?分かりよい(笑)。で、最新最強の究極のレンズ。600F4とのコラボレーションが未体験の領域の扉を開けた!
2000万画素の叩き出す画像は、まさに最高画質にほかならない。シャッターを切った瞬間に「魂」さえ同化させ、宿るのである。ひとつの道具であるが、まるで手足のように感覚さえ携えた機械なのである。意思をはっきりと感じ取り、伝わる「レスポンス」を言葉にするならば。「快感!」それしかない・・・。