聞いたコトも無い「可愛い」声のさえずりに目覚める!雀もカラスも混じる。
そのあとの静寂が「伊勢」である。伊勢志摩の立地条件は類を見ない自然状況をそこかしこの湧き出すアングルで、実感する。ぐっと冷え込んだ朝は接近遭遇もにわかには理解できなくて、チラ見をしてやり過ごす「お互いに」・・・。それが好いみたいで、やたらめったらカメラを向けないのが好結果につながっているようだ?実際は朝一番に機材を振り回せるほど若くはなくなったということである。十二分に体を温めストレッチングを入念にしてから「仕事」にかかる意味も大きい。ここで、筋の一つでも違えたら?一巻の終わりである「体力」である。
そうこうしてると、時間をかけて「自然」が見えてくると「お前」こんなところに居たんかい!と成る。ヤマセミが戻った!猛禽類も四季を通じて観れる!営巣もしている!小動物の動きも鹿や猪に混じって、活発になっている!山に里に海辺に出没する!幾筋ものお気に入りの川がある。遡れば、分水嶺に到達し、稜線の向こうは黒潮の熊野灘に続く。大自然の巡回と循環が、季節を演出する。食物連鎖の二十四節気である!
紀伊山系に連なり続く稜線の数だけ「上昇気流」が発生して、連動する!今の季節、それが延々と続く「タカ柱」を見る!太陽、月、星、空、雲が季節と連動して「生命輝く」現場がある!事象と連綿として営まれる。天空高くへ旅立たずに「舞い降りる」生き物たちも多く見る!
この季節、伊勢の森には次から次へと飛来して「羽根」を休めるんだけれど。そのまま。居ついて旅の途中の伊勢志摩で「子孫」を残す、生き物たちに出会うのである。旅する蝶々、アサギマダラも年中飛翔している!
まさに「いきものたち」の四季彩である!で、限界の常用感度が3段上がったことの意味合いは大きくて、写ら無かった「シーン」が見えてきたコト。禁断のエリアであるかもしれないが?今までの苦労はいったい何だったのか?
満天の星空と野鳥の渡りを写せるのである!これらの絶景新世界の扉は開いている!撮らない手はない!(笑)。
外では、相変わらず「さえずり」が聞こえる!早く、遊ぼうよ?と言っているみたいなんだけれど「雨戸」を開けると決まって、失せる(笑)。ただし、心地よく癒される「朝」に違いない(感謝)、、、。