Nikon D5 を手にして、二巡目のシーズンを迎えた。それは3年目へのアプローチでもある。
究極の機材は究極の描写力を魅せ、究極の解像感は想像を絶する情報量を写真に閉じ込める。その限界の先に進むためにレンズが後、何本か要る(笑)。ワイルドライフの現場はまさに「生死」表裏一体である。機材も写真家も・・・ひどいのは膝がちぎれる寸前の事故の話は前にも書いた。実はもっと酷いのが合って、湖へ機材もろとも滑落なんてえのも合った。それは寸止めで助かった・・・スズメバチ、毒蛇、毒蜘蛛、大型動物と来れば?枚挙いとま無い・・・そんな現場では超高価なレンズが二つになったり、フードが吹っ飛んだり、ストロボが影も形も無くなったり、河川に海に本人もろとも水没はしょっちゅうで・・・。
その甲斐あって、まだまだカット数は全く足りないんだけれど。いろんな写真が残って、今。最高のポジションに置いて貰えて来た!
ここで、手を抜かずにサボらずに逃げずに精一杯の努力を与えられた条件の中で、やり抜こうと。あと少しとなった朝食はたまには外食と目論んでいる、こんな時間帯に。夜明けの風景に寒気の雲に下弦の月が、メルヘンチックな色彩を奏でている。まさに天地創造の光景でもある。こんな時間に行動しているからこその一期一会を一眼レフに動画搭載の一台二役でアタックである。星の風景の素晴らしいアートがこれのおかげで世間も自分も増えて来た。タイムラプスも手短になった。
やることが一気に増えて来て、もっと早く自覚するべきだったんだけれど。そうゆう、欲にはかけていた(笑)。Nikon D1 で始まった「開眼!」が、Nikon D5 でやっとスタートラインに立った訳で、タイミングは決して逸して無いが、加速が足りないかも知れない(笑)。
さて、朝食?何処にするかなあ〜?