伊勢志摩から 「岬めぐり」 良く晴れた!気温は相変わらずこの季節にしては高く、心地好い風の中。
照葉樹林帯は逆光の中で青い空と銀色に輝く海にシルエットとなって浮かぶ。御座岬の手前が英虞湾で水平線は熊野灘。伊勢志摩豊饒の海を象徴する風景のひとつ。進化したミラーレスデジタルカメラが直に主流になるだろう。画素ブレの要素を一つでも多く排除してストレスを与える音も消してと多様である。天地創造の風景は大宇宙の小宇宙。
これからしばらくは月光の風景を見る。上弦の月明かりなのに星降る夜である。地元の人も驚くこれ以上ない快晴である。潮騒が内耳を刺激する点滅から一筋の光芒は御座岬灯台。夕映えの残像が水平線の上の空を染める。去り行く夏の星座は天の川も晩秋の天空に淡くこっちも残像である。デジタルカメラが創造する見たこともない新世界とニューアングルであるに違いない。で、次なるテーマが閃いた!
日付が変わる頃につるぎ峠を越えて伊勢悠久の森を下れば風景写真一石三丁の仕事である(笑)。